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この記事は2023年5月30日に更新しました。
フルサービスキャリアとローコストキャリアの違い
大手航空会社・中堅航空会社が提供するフルサービスキャリア(FSC)と格安航空会社(LCC)の違いは以下の通りです。
- 航空券の値段
- 預け荷物
- 機内持ち込み荷物
- 機内サービス
- 機内エンタメ
- 座席シート
- マイレージ
- ラウンジ
- 欠航および遅延による補償
- 予約方法
- 搭乗ゲートの場所。
FSCとLCCの違い①航空券の値段
FSC(フルサービスキャリア)とLCC(ローコストキャリア)の一番の違いは料金です。
FSCの航空会社では国際線【羽田ー香港区間】の往復が約60,000円ですが、LCCの場合は同じ区間でも約34,000円以下で航空券を購入が出来ます。(時期によって値段が変動します。)
また国内線でのFSCでは【羽田ー札幌】が約14,000円しますが、LCCの場合【成田ー札幌】区間を約9,400円で行くことが出来ます。
搭乗日:5月18日~20日 | FSC(フルサービスキャリア) | LCC(ローコストキャリア) |
東京ー札幌 | 14,120円 (羽田ー札幌) | 9,430円 (成田ー札幌) |
東京ー沖縄 | 14,020円 (羽田ー沖縄) | 11,010円(成田ー沖縄) |
成田ー香港 | 60,910円 | 34,050円 |
成田ー台湾 | 50,180円 | コロナウィルスによる運航便なし |
成田ーホノルル | 95,790円 | コロナウィルスによる運航便なし |
成田ーソウル | 53,640円 | 31,468円 |
成田ーバンコク | 67,739円 | 34,880円 |
※2021年4月17日現在の料金となります。
料金で言えばLCCの圧倒的勝利ですね。
しかし、LCCは料金が安い分デメリットがあります。
FSCとLCCの違い②預け荷物
預け荷物 | フルサービスキャリア | ローコストキャリア |
無料(航空券に含む) | 有料 |
FSCの場合は航空券に預け荷物の料金が組み込まれています。
しかしLCCには、預け荷物がある場合は追加料金を支払う必要があります。
フルサービスキャリアでも各航空会社によって規定が異なり、国際線でエコノミークラスは1個23kg/2個まで、上級会員・ビジネスクラス利用者は1個32㎏/2個までと条件が違います。
一方のLCCでは預け荷物の追加料金が発生し、事前購入と当日購入で料金が変わる為、10kg・20kg・30kg単位で、当日預ける重量を予測して荷物重量オプションを選択します。
荷物重量オプション当日購入と事前決済を比較すると、各LCC航空会社3~4割ほど価格が高いです。
香港エクスプレスの場合の預け荷物料金(国際線)日本円単位
重量 | 予約時(事前決済) | 空港チェックインカウンター |
20kg | 3,200 | 5,600 |
25kg | 3,900 | 6,800 |
30kg | 4,800 | 8,400 |
エアアジアの場合の預け荷物料金(国際線)日本円単位
重量 | 予約時(事前決済) | 空港チェックインカウンター |
20kg | 4,100 | 4,700 |
25kg | 4,700 | 5,400 |
30kg | 5,700 | 6,500 |
40kg | 8,200 | 9,400 |
国際線よりも国内線の方が預け荷物は安価ですが、当日と事前決済と比較すると同様に値段は高いです。
ご自身が所持するキャリーバッグの重さと、旅行時に必須な物量の重量を踏まえ、オンライン予約時に重量オプションを購入を推奨します。
LCCの預け荷物サイズ
預け荷物の重量の次に大切なのは預け荷物のサイズで、各LCCによって重量料金が異なれば3辺のサイズの基準も違います。
基本的にサーフボードや、大きいキャリーケースでサイズが超過する物は追加料金が発生します。
各LCCの預け荷物サイズについて例を挙げてみます。
ピーチ・アビエーション | 香港エクスプレス | ZIP AIR | スクート | |
高さ×横幅×奥行 3辺の和 | 203㎝迄 | 158㎝ | 203㎝迄 | 158㎝迄 |
近年、殆どのキャリーケースは飛行機の基準サイズに沿って作られてるため、超過はあまりないですが、一度ご自身でサイズを測ると良いです。
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FSCとLCCの違い③持ち込み荷物
持ち込み荷物 | フルサービスキャリア | ローコストキャリア |
8~10キロ迄無料 | 7~10キロ迄無料 |
FSCの多くが機内持ち込み荷物10kg迄ですが、中には8kgまでしか持ち込めないFSCもあります。
私が知る限り外資系のターキッシュ航空は持ち込み荷物8kgと、LCCと変わらない航空会社もあります。
ターキッシュエアラインについての詳しい内容は、外部サイトのTK(トルコ航空)の羽田便をご参照ください。
ターキッシュエアラインを作成した筆者は元々グランドスタッフ並びに、プライベート・ジェットのエージェントを担当し、飛行機の側で幅広い業務に専念しました。
飛行機について更に詳しく知りたい方は、一度訪れて損はありません。
LCCでは大抵7kg迄ですが、10kg迄(チェ・ジュ航空・スクートなど)持ち込み可能のエアラインもあります。
機内持ち込み荷物では下記2点に注意する必要があります。
- 多くのLCCでは機内持ち込み手荷物7kgまで
- 身の回り品の小さな荷物(ポシェット・ポーチなど)1点まで
カウンターチェックイン時に機内持ち込み手荷物の有無を聞かれ、重量オーバーや個数が多い時は預け荷物となり料金が発生します。
因みに、出発エリア内で沢山のお土産物等を購入した場合、出発搭乗口のゲート改札でグランドスタッフに呼び止められる可能性があります。
どの航空会社も定刻に出発させる目標があり、仮にLCC利用時にお土産物等を沢山購入された場合の対処方法はあります。
出発時刻間近に搭乗口に行くと時間も無いので、グランドスタッフも預け荷物に対応する時間に余裕が無く、以外とすんなり機内へ搭乗できます。
しかし、搭乗者全員同じルールで飛行機を利用しているので、厳守してる方々に失礼が生じるのと、一つ間違ると搭乗できない恐れがあるので時間に余裕を持った行動が良いです。
FSCとLCCの違い④機内サービス
機内サービス(機内食・ドリンク) | フルサービスキャリア | ローコストキャリア |
有り | 無し |
FSCは機内サービスの機内食やドリンクがついてますが、LCCにはありません。
しかし、有料でLCC独自の機内食もいただけて、ドリンクオーダーが出来ます。
スクート | ナシレマとチキンルンダン | 17シンガポールドル(約1,400円) | |
プロヴァンスのハーブを添えたローストチキンサイ | 17シンガポールドル(約1,400円) | ||
油鶏飯と広東白菜 | 17シンガポールドル(約1,400円) | ||
ピーチ | 「たこ昌」のたこ焼 (7個入) | 600円 | |
三つ星キッチン ビーフシチュー(クロワッサン付) |
500円 | ||
奄美のうまみぎっしり!けいはん雑炊 | 400円 | ||
香港エクスプレス | チキンとカレーライス | 65香港ドル(約910円) | |
豚キムチ丼 | 65香港ドル(約910円) | ||
ほうれん草キノコチーズペンネ | 65香港ドル(約910円) | ||
ジェットスター | カップヌートルぶっ込み飯 | 500円 | |
チキンカツカレー | 1,000円 | ||
ジェットスターオリジナルなごみどら焼き | 400円 | ||
チェ・ジュ航空 | いつ食べてもなつかしい思い出のおかずを入れて作った思い出のお弁当 | 900円 | |
キム・プン作家 メニュー2弾 プン’s JJサンドイッチ発売! | 900円 | ||
ぶた丼 | 1,000円 |
機内食も預け手荷物オプション同様に、事前決済すれば定価よりも1~2割程安いです。
機内で販売されるミネラルウォーターやアルコールの料金300円~500円と若干割高です。
FSCとLCCの違い⑤機内エンタメ
機内エンタメ(座席モニター、機内誌) | フルサービスキャリア | ローコストキャリア |
有り | 無し |
FSCは各座席に映画・ドラマ・ゲームする為のモニターが付いており機内誌も揃っておりますが、LCCにはモニターや機内誌は基本的にありません。
(国内線を就航するFSCでモニターが付いて航空会社もあります。)
FSCではエンタメがありますが、LCCで飛行中を楽しむための娯楽グッズが事前に持ち込むことをオススメします。
LCCで快適に過ごすためのグッズにつきましてはこちらをご参照ください↓
今では、座席モニターが無くてもご自身のタブレットやスマホで動画を見ることが出来る時代となったので、事前にインストールすれば退屈しのぎとなります。
FSCとLCCの違い⑥座席シートの選択
座席シート | フルサービスキャリア | ローコストキャリア |
無料 | 有料 |
FSCは希望する座席シートを選択した場合基本的に無料ですが、LCCは有料で座席位置によって料金が変動します。
LCCの場合は前の人と後ろの人の間の座席ピッチも非常に狭く、リクライニングも十分に倒すことができず窮屈です。
しかも、二人で旅行行った時も座席指定しないと一緒に並んで座れないこともあります。
LCCで座席料金を支払わなくても、一緒に座れる方法は以下の記事を参照ください↓
一方でFSCの機材全般のシートピッチは約31インチ(約79㎝)、LCCでA320の機材を運用する座席は約29インチ(約74㎝)となります。
一方で、B787で運用するLCCのジップエアーのシートピットはFSCと一緒の31インチなので、2インチ違うだけでも凄く快適な印象はあります。
因みにFSCのスターフライヤーのシートピッチは86cm(34インチ)とモニターもついており、新幹線で例えるとグリーン車です。
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FSCとLCCの違い⑦マイレージ
マイレージ | フルサービスキャリア | ローコストキャリア |
有り | 一部有り |
FSCの場合は購入した金額に応じてマイレージが加算されますが、ローコストキャリアでは一部のエアラインのみマイレージを実施しております。
マイレージ | 香港エクスプレス | ピーチ航空 | ZIP AIR | スクート |
アジア・マイル | ピーチポイント | ZIPAIR Point Club | クリスフライヤー |
アジア・マイルは香港エクスプレスはキャセイパシフィック航空の子会社でのため、ワンワールドに加盟する航空会社間で特典航空券の交換ができます。
JALとキャセイパシフィック航空は同じアライアンス「ワンワールド」に加盟しているため提携航空会社となり、JALもアジア・マイルのプログラムに属すので、JAL利用時で予約時に会員番号を入力するとアジア・マイルが貯まります。
ピーチ航空は独自の「ピーチポイント」というポイントプログラムを運営しており、自社の航空券購入や手数料の支払い等利用できます。
ピーチはANAの子会社なので、ANAマイルからピーチポイントに変更が出来ます。
JALとジップエアーは親会社と子会社同士なので、JALで貯まったマイレージをジップエアーに交換ができます。
ZIPポイントは1ポイント1円相当のため、航空券やオプション(預け荷物の料金・機内食)などで利用可能です。
ジップエアーに関しての記事につきましては、こちらを参照ください↓
スクートの親会社はシンガポール航空のためクリスフライヤー会員になることで、スクートの航空券を予約するとマイルが獲得できます。
FSCとLCCの違い⑧ラウンジ
ラウンジ | フルサービスキャリア | ローコストキャリア |
一部有り | 無し |
FSCのANAやJAL、外資系だとエミレーツ航空やキャセイパシフィック航空では独自のラウンジを展開し、上級クラスやV.I.Pになると限定のラウンジを使用が出来ます。
LCCには基本的にラウンジがないので、クレジットカードラウンジやプライオリティパスを使用してラウンジを使うと良いです。
ラウンジに関する記事につきましてはこちらをご参照ください↓
FSCとLCCの違い⑨欠航に大幅遅れによる補償の有無
補償の有無 | フルサービスキャリア | ローコストキャリア |
有り | 無し |
飛行機が欠航した場合での補償は、航空会社側の過失と不可抗力に欠航の2種類によって異なります。
航空会社による過失欠航の場合
FSCで使用する機材のトラブルやメンテナンスが生じ、大幅遅延や欠航になった時は他社便の振替による便の変更補償があります。
一方のLCCでは機材トラブルが発生した場合も基本的な補償は無く、便の振替手続きや再購入はご自身で手続きを行います。
私が当時グランドスタッフで担当した海外のLCCでは、パイロットが体調不良となり、代わりのパイロットを本国から派遣させた結果、当該機は23時間の大幅遅延となりました。
その間、搭乗者は航空会社の非にも関わらずミールクーポン2,000円分のみ配給でした。
LCCではメンテナンスなどが発生した場合の欠航や大幅遅延の場合も、一般的に補償はないと思ってください。
不可抗力による欠航
天候による遅延では不可抗力扱いとなりFSC.LCC共に非は無く、天候が回復するまで待つかキャンセル(欠航)扱いとなります。
長時間遅延の場合はミールクーポンを提供する場合もあり、空港のフードコートで使用できる金券1,000~2,000円をもらえます。
仮にLCCで乗り継ぎ便があって、天候による遅延で間に合わなかった場合もLCCでは買い直しとなります。
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FSCとLCCの違い⑩予約方法
予約方法 | フルサービスキャリア | ローコストキャリア |
一部ネット購入 | 一部ネット購入 |
国際線の航空券を購入する際は基本的に旅行代理店・コールセンター・ネット購入となりLCCも同様で変更希望の場合は購入した航空券の種類によって変更手続料が発生します。
LCCで当日乗りたいと航空券の予約が無く、当日カウンターに来ても通常はご自身で購入するよう促されます。
私が当時グランドスタッフの責任者の頃に、あるお客様がどうしても登場したいとカウンターに来たことがあり、海外の本社に連絡して搭乗できるよう手配したことあります。
このように海外の本社と交信し、搭乗者の氏名やクレジットカード番号や電話越しで伝える必要があり、時間も凄くかかるので基本的に上記の対応は異例です。
一方のFSC国内線(AIR DO 、スカイマークなど)では当日のチェックインカウンターにて購入が出来ます。
しかし、出発時刻までに余裕が無く、空席がなければ搭乗は出来ないので一番は予約することが大切です。
FSCとLCCの違い⑪搭乗ゲート
搭乗ゲート | フルサービスキャリア | ローコストキャリア |
基本的近い | 基本的遠い |
FSC の場合は保安検査場から搭乗ゲートまで近いですが、LCCは遠い傾向があります。
例えば、成田空港の場合はセブパシフィック航空やスクートなどは一番遠い場所のゲートに指定されており、イミグレーションから搭乗ゲートまで約10分程かかります。
私が担当したLCCもイミグレーションから一番奥のゲートだったので毎回7,8分かけて歩いてました。
出発・到着時共に距離があるのでLCCでは移動時間も視野に入れないと、搭乗に間に合わない恐れがあります。
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フルサービスキャリア(FSC)の仕組みと定義
預け荷物(各航空会社によって重さ・サイズ規定あり) | 無料(2点まで) |
機内サービス(ドリンク、機内食など) | 有り |
予約変更・キャンセル | 可能(割引チケットは不可) |
機内エンタメ(ディスプレイを使用したゲーム、映画など) | 有り |
マイレージ(加算) | 有り |
ラウンジ(上級会員のみ使用許可) | 有り |
機内シート(LCCに比べ、ゆったり感) | 有り |
機内持ち込み | 1点、10キロまで |
FSCは航空券の値段がLCCに比べると高いですが、補償内容やサービス面はしっかり整っております。
天候不良で飛行機が欠航した時や、飛行機大幅に遅延した時は航空会社の係員が、次便情報および、今後の案内などを丁寧に案内し状況に応じて補償対応してくれます。
例えば、航空会社側に非があり最終便に乗る飛行機が欠航した場合、宿泊するホテル代と翌日の始発便の振替にも応じます。
機材繰りの影響で飛行機の到着が遅くなり、乗り継ぎ便の飛行機に搭乗不可能時も次便もしくは他社に振替も可能です。
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ローコストキャリア(LCC)の仕組みと特徴並びに定義
預け荷物 | 有料 |
機内サービス(ドリンク、機内食など) | なし |
予約変更 | 可能(割引チケット不可) |
機内エンタメ | なし |
マイレージ加算 | 有り(一部航空会社のみ) |
航空会社ラウンジ | なし |
機内シート | 有料。航空券とは別料金で購入 |
機内持ち込み | 1点、7キロまで |
LCCの魅力はとにかく航空券の価格が格安です。
しかし、FSCと比較するとサービスの違いがわかります。
また、LCCで30,000円の航空券を購入しても、日付によってはFSCと値段が左程変わらない時期もあります。
初めてLCCを利用する人が仕組みを理解せず、最終的に高額な料金を支払って搭乗するお客様もいます。
そのため、料金がFSCと変わらない時はFSCの利用をオススメします!
事前に預け荷物の重量オプションを購入していない場合、当日チェックインカウンターで料金を支払いますが、事前購入と比べると値段は約2倍程高いです。
預け荷物がない場合は持ち込み荷物だけの場合は支払いの必要はありません。
同時に多くの搭乗客がサーバーに集中アクセスをする為、時間と手間がかかり変更手続きができたか不安になりとても面倒です。
LCCで乗り継ぎ便先が同じ航空会社を利用した場合は、航空会社によっては補償してくれる可能性がありますが、乗り継ぎ便先が他社で時間に間に合わない場合は補償はありません。
この場合は間に合わなかった乗り継ぎ便先の航空券を、
実費で再度購入する必要があります。
しかしLCCでも航空会社側による欠航が生じた場合でも、補償制度を設ける航空会社もあります。
実際に私はジェットスターというLCCを利用した時に、機材トラブルの影響でその日に飛び立つことが出来ず、ホテル代と翌日振替便を係員が手続きしてくれました。
費用に掛かったホテル代は旅行終了後にレシートを航空会社に送付しなければならないので、少し手間がかかりましたがしっかりと戻ってきました。
更にLCCの魅力はプロモーションセールという片道1000円や7周年記念にちなんで、7円キャンペーンなどを随時行っており、運が良ければ数1,000円台で飛行機に搭乗出来ます。
仮に航空券が1,000円だとしても、それ以外に燃油サーチャージや空港の施設料が含まれるので合計金額は少し値上がりします。
私自身もフィリピンのLCCでセブパシフィック航空、シンガポールのLCCのスクートを利用した時は、セールで往復15,000円程度で行き来することができたので、キャンペーン時は料金の魅力を感じて、LCCの利用する頻度も上がりました。
交通費を節約したい方やバックパッカーの間では、LCCを利用する方が多く私自身も2泊3日程の海外旅行ならLCCの使用率が高いです。
LCC飲食物の機内持ち込み事情
しかし一部のLCCでは、事前に購入した飲食物を機内に持ち込んで飲食できるエアラインもあります。
【持ち込み飲食可能の航空会社】 ※今後規定変更する可能性あり。
- ピーチアビエーション
- セブパシフィック
- ベトジェット・エア
私がセブパシフィック航空に搭乗した際は、周りの乗客はスターバックスコーヒーやサンドイッチを普通に食べてました。
ブランケット・ペンの貸し出し
ブランケットやペンの貸し出しは一切ありません。
機内はエアコンが強く稼働してる為、寒い場合はブランケット代を支払って購入する必要がありますし。
機内で配布される出入国カードをペンを所持していない場合、CAから借用することはできず代金を支払ってペンを購入しなくてはなりません。
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日本のFSC及びLCCの航空会社一覧
日本経営のFSCは6社、LCCは3社あります。
FSC | 全日本空輸 | 日本航空 | ソラシドエア |
AIRDO | スカイマーク | スターフライヤー | |
LCC | ピーチアビエーション | ジェットスター・ジャパン | エアアジア |
FSCとLCCの見分け方
FSCとLCCの判断基準を簡単にまとめると以下のようになります。
- 預け手荷物の料金有無
- 機内ドリンクサービスの有無
- 座席シートの選択
- イレギュラー対応時の補償の有無
特に下記4社がFSCとLCCどちらか判断に迷われる人が多いです。
- スカイマーク
- ソラシドエア
- スターフライヤー
- AIRDO
料金がANAやJALより安いからの理由で、LCCと判断されてる方が多いですが上記の4社はFSCです。
上記4社は中堅航空会社で、サービス内容もFSCと変わらず補償もしっかり整っているので欠航や大幅遅延にも対応しております。
まとめ
今回は格安航空会社LCCと大手航空フルサービスキャリアFSCの違いについて解説しました。
結論を言います!
航空券の料金が高いけど充実したサービス提供を求められる方、もしくは料金が安い分最低限のサービスで十分な方など人それぞれ求めるものを変わります。
私自身はアジアなど近距離の旅行場合は、旅費の節約を行いたいので積極的にLCCを利用します。
しかし、ヨーロッパやアメリカ大国は、遠距離でLCCがないので必然的にFSCとなりますが、遠方でのLCCは非常に苦に感じると思います。
大事やイベントや重要なビジネスの時はFSCを利用し、時間に余裕がある時や色んな国に訪れたい時などには、LCCを状況に応じて使い分けるのと良いと思います。
労力かけて取得した貴重な休みを安心もって楽しむのであれば、確実性を狙うFSCを利用することを推奨します。
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