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(この記事は2021年8月31日に更新しました)
ZIP AIR(ジップエアー)ハワイ・ホノルル便の最安値はいくら?
ZIPAIR(ジップエアー)の成田⇔ハワイ間の料金は公式サイトによると、就航当初は最安値が往路が19,800 円、復路が19,089円です。
破格ですね・・・・( ゚Д゚)
下の画像はZIP AIR(ジップエアー)公式サイトの成田発→ハワイ(往路・復路)の当初就航時の運賃画面です。
上記の値段でチケットを購入してみると、就航時の【成田ーホノルル】が往復で45417円です!
しかし、この料金にはパッケージ代は含まれていません。
もちろん、ハワイはリゾートアイランドなので荷物無しという訳にはいきませんから、預け荷物(23kg)のオプションが約6,000円×2(往復分)が加算されます。
諸経費等全て込みの料金は・・・・
45,417(航空券)+ 12,000(手荷物料金)=57,417円 となります。
いかがでしょうか?
ハワイまで5万円台の料金で旅行できる時代になったのですね。
因みに大手航空会社の料金は、日付にもよりますが大体が往復エコノミークラスで約100,000円です。
航空会社 | 成田ーハワイ往復エコノミークラス料金 |
JAL(日本航空) (9月25日~9月28日) | 96,250円 |
ANA (9月13日~9月21日)
(羽田ーハワイ間) |
108,200円 |
ハワイアン航空 (9月14日~9月日16日) | 102,700円 |
因みにZIPAIRフルフラットシートを選択した場合、往復料金で合計金額は124,019円です!!(手荷物なしの場合)
すごく安い!
もちろん、最安値の日に基づいて計算をしてるので安く感じますが、基本的にはもっと高い日が多いです。
成田ーホノルル区間 | |
スタンダートシート運賃往路 19,800円 | フルフラットシート運賃往路 59,800円 |
スタンダートシート運賃復路 19,089円 | フルフラットシート運賃復路 57,691円 |
往復預け荷物代 12,000円 | 往復預け荷物代 12,000円 |
諸税・料金等 6,528円 | 諸税・料金等 6,528円 |
合計 57,417円 | 合計136,019円 |
+
上記の値段に、預け荷物や機内食など希望する3種類パッケージを選択できます。
Value(+4,600円) | ・事前座席指定 |
・受託手荷物 | |
・機内食 | |
Biz(+2,200円) | ・事前座席指定 |
・機内持ち込み手荷物(+5kg) | |
Premium(+7,200円) | ・事前座席指定 |
・受託手荷物 | |
・機内持ち込み手荷物(+5kg) | |
・機内食 | |
・アメニティ |
不要の場合はパッケージ選択無しを選べば、追加料金の発生はありません。
ZIP AIR(ジップエアー)公式サイト以外でさらにハワイ便が格安で買える方法はないの?
ZIP AIR(ジップエアー)公式サイトの料金でも十分安いのですが、もっと安く買える方法はないのでしょうか?
調べてみることにしました。
例えば、旅行代理店のエアトリでは、取扱手数料等を含め【成田ーハワイ区間】の最安値料金は102,080円でした。
旅行代理店は、取扱手数料が発生する所と無い所があるので少し割高感ありますが、手数料が発生しない旅行比較サイトがあります。
それが、トラベルコです。
トラベルコは各旅行代理店の比較するサイト運営で、最安値料金を検索ができます。
上記と同一日程で検索すると、以下のように一覧で調べることができます。
予約サイト | 航空会社 | 料金(成田-ハワイ) |
Suprise | ZIP AIR | 取り扱い無し |
HIS | ZIP AIR | 取り扱い無し |
FLEX | ZIP AIR | 取り扱い無し |
エアトリ | ZIP AIR | 取り扱い無し |
Expedia | ZIP AIR | 取り扱い無し |
trip.com | ZIP AIR | 取り扱い無し |
運休が再開とともに、分かり次第更新します。
次にZIPAIRのシートについて解説します。
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ZIP AIR(ジップエアー)のスタンダートシートとフルフラットシートの違いとは?
ZIP AIRは、スタンダートシートとフルフラットシートで料金が異なります。
スタンダートシート | 一般的なエコノミークラス。 |
フルフラットシート | 座席が完全に水平になるビジネスクラスのような座席。 |
こちらがスタンダートシートの写真です。
ZIP AIRのスタンダート座席は、PC電源とタブレット専用のホルダーもあるので、事前に映画をインストールしておけば、機内で有意義な時間を過ごせます。
座席配分は、3×3の配置の一列9席で、元々JALの国内線で使用したシートピッチをそのまま採用しているので、フライト中は快適に過ごせます。
機内の中は全体的にモノトーンで、高級感あふれたエレガントな気分です。
ZIPAIRはLCCのため、座席選択する場合料金の発生が生じますが、一部座席は当日でも料金が発生しない方法があります。
また、ZIPAIRは座席前にモニターが無く、映画やゲームをすることはできません。
LCCでも機内時間をより充実に過ごす方法やグッズも存在するので、興味ある方はこちらの記事をご覧下さい。
続いてフルフラットシートの写真です。
ZIP AIRのフルフラット座席は、ビジネスクラス気分を味わえパーテーションがついております。
全席モニターはありませんが、収納式テーブルが付いている為ので、本革シートを堪能しながらパソコン作業ができます。
大手航空会社のエコノミークラス料金で、フルフラットシートを利用できるので破格です。
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ZIPAIR(ジップエアー)シンガポール線新規就航
2021年9月7日より、ZIPAIRは【成田ーシンガポール線】の新規就航が決定しました。
便名 | 出発時間 | 到着時間 | 運航日 |
ZG53 | 成田発 14:00発 | シンガポール着 20:25 | 毎週火曜日 |
ZG54 | シンガポール発 21:55発 | 成田着 6:05 (翌日) | 毎週火曜日 |
運航便数は2021年10月26日までは毎週火曜日の週1となり、ウインタースケジュール後の10月27日以降はコロナ情勢を見て、増便の可能性も考えられます。
LCCで【成田ーシンガポール】路線を就航する航空会社は、これまでスクートしかなかったので、今後は大きな需要が期待されそうです。
ZIP AIR(ジップエアー)の機内サービスはどうなの?
JALの子会社とはいえ、くどいですがZIP AIRはLCCです。
基本的に機内食はついてませんが、別料金でメニュー豊富な機内食や軽食、ドリンクをオーダーが出来ます。
ZIPAIRの機内食
※出典:ZIPAIR公式
全部でメニューは14種類の他、事前購入の場合は水がセットで付き、機内食の購入期限は、日本発と海外発で異なります。
ZIP AIRの機内食購入予約期限 | |
日本発の場合 | 出発時間の24時間前 |
海外発の場合 | 出発時間の94時間前 |
上記期間内までに予約する必要があります。
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ZIP AIRはインターネットサービスが無料
ZIP AIR搭乗者は、インターネットサービスを無料で利用できるので、メールやSNSなど飛行中に利用が出来ます。
機内インターネットサービスはデータ制限なく、無料でWi-Fiが利用できますが、通信容量を搭乗者で分配して使うため、動画やインターネットサービスの閲覧は厳しいです。
飛行中Wi-Fiを使用すると、天候による影響を受けるので、悪天候の際は繋がりにくい恐れがあります。
しかし、メールやSNS等の通信容量が軽い接続は、比較的快適に使用できるため、LCCで無料インターネットサービスを利用できるのは大きなメリットです。
ZIP AIRの機内エンターテイメントはどうなの?
ZIP AIRの凄い所は、ご自身の端末で配信する動画や、スペシャルコンテンツを視聴できることです。
例えば、音楽やミュージックTVも観ることができます。
同時に自分の端末を利用して、機内食、販売品、ドリンクをオーダーできる先端技術を用いてます。
フルキャリアサービスとは違ったサービスを提供してるのが面白いです!
フルキャリアサービスについては格安航空会社【LCC】と大手航空フルサービスキャリア【FSC】の違いをご覧ください。
ハワイホノルル以外の最安値料金も調べてみました
ZIPAIR(ジップエアー)はハワイホノルル以外に、韓国ソウル、タイバンコク・シンガポールの3つの海外便を運行しています。
せっかくなので、料金を調べて一覧表にしてみました。
成田ーソウル区間(往復料金)搭乗日:2021年9月12日~9月17日(8月31日検索) | |
スタンダートシート運賃往路 12,000円 | フルフラットシート運賃往路 30,000円 |
スタンダートシート運賃復路 16,566円 | フルフラットシート運賃復路 35,498円 |
往復預け荷物代 10,043円 | 往復預け荷物代 10,043円 |
諸税・料金等 6,421円 | 諸税・料金等 6,421円 |
合計 45,030円 | 合計 81,962円 |
PSFC(旅客サービス施設使用料)やPSSC(旅客保安サービス料)など、全ての手数料を含めた個人の意見は、ソウル区間のZIPAIR料金は若干高い印象です。
以前に別のLCCを利用した際はセール期間ということもあり、往復荷物込みで約20,000円ということもありました。
続いては成田-バンコク間を調べてみました!
成田ーバンコク区間(往復料金)搭乗日:2021年9月7日~9月14日(8月31日検索) | |
スタンダートシート運賃往路 12,500円 | フルフラットシート運賃往路 49,000円 |
スタンダートシート運賃復路 15,229円 | フルフラットシート運賃復路 54,390円 |
往復預け荷物代 11,946円 | 往復預け荷物代 11,946円 |
諸税・料金等 6,560円 | 諸税・料金等 6,560円 |
合計 46,235円 | 合計 121,896円 |
最後に9月7日から新規就航する成田ーシンガポール線を調べてみました。
成田ーシンガポール区間(往復料金)搭乗日:2021年9月7日~9月14日(8月31日検索) | |
スタンダートシート運賃往路 15,000円 | フルフラットシート運賃往路 50,000円 |
スタンダートシート運賃復路 16,667円 | フルフラットシート運賃復路 55,470円 |
往復預け荷物代 11,412円 | 往復預け荷物代 11,412円 |
諸税・料金等 7,207円 | 諸税・料金等 7,207円 |
合計 50,286円 | 合計 124,089円 |
フルサービスキャリア(FSC)と格安航空会社(LCC)では約23,000円程料金が異なりますが、私ならシンガポール線程の中距離路線ならばZIPAIRを選択します。
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ZIP AIR(ジップエアー)に乗った人の感想はどうなの?
コロナの影響で、自由に行き来できる状態ではないので、乗客が少なくてガラガラであることは予想してましたが、本当にガラガラで、乗客はわれわれ3人を含めても、合計で7人。
何か申し訳ない気持ちになってしまいますが、本当に乗務員の方にも気を使ってもらい、いままでのLCCよりもちょっとランクの高い快適な空の旅でした。
コロナウイルスによる影響で、実際に搭乗された方は少ないため、随時更新させていただきます。
ZIPAIR Point Club
2021年4月にZIPAIR独自のポイント制度【ZIPAIR Point Club】が始まり、ZIPAIR Point Club (ZPC)、ZIPAIR Point Club Plus(ZPC Plus)の2種類のサービスがあります。
名称 | サービス内容 | 年会費 |
ZIPAIR Point Club (ZPC) | ・ジップエアーのポイント獲得・利用可能 | 0円 |
ZIPAIR Point Club Plus(ZPC Plus) | ・ジップエアーのポイント獲得・利用可能
・受託手荷物を30%値引き |
5,000円 |
ZIPAIR Point Clubの利用方法
1ポイント=1円として換算が出来て、航空券やオプション、機内食や機内販売商品をポイントで購入が出来ます。
JALマイルに交換希望の場合、最低2ジップポイントから1マイルに交換できますが、10000マイルに交換したい場合は最低20000ジップポイントが必要です。
10,000マイルから交換時は15000ジップポイントになるため、マイルからポイントに移行はあまりオススメできません。
- 1,000マイル単位 → 1JALマイル ⇒ 1.0ジップポイント
- 10,000マイル単位 → 1JALマイル ⇒ 1.5ジップポイント
JALマイレージからの交換レートは良いですね。ジップポイントからマイルに交換する時はレート率が良くないので、期限が切れそうなときに交換が良いです。
ZIPAIR Point Clubの獲得方法
入会時に ZIPAIR Point Clubでは100ポイント、ZIPAIR Point Club Plusは1,000ポイントの入会特典があります。
現状獲得方法は入会特典のみとなっております。(2021年8月31日現在)
今後は航空券やオプション購入時に数パーセントの利率が還元される見込みなので、ZIPAIRを利用するユーザーが求めるポイント制度になることを祈るばかりです。
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ZIP AIR(ジップエアー)とは?
ジップエアーは、親会社JALが100%出資する子会社です。
JALは2011年に経営破綻し、民事再生法の手続きで業務整理の中、ライバル会社のANAは、翌年2012年に、日本初LCCのピーチアビエーションを創立しました。
JALが破綻してから約10年、ようやくJAL出資のLCCが今年就航となります。
2020年5月14日に、成田~バンコク線を就航予定でしたが、コロナウイルスによって延期となり、翌月には旅客便として就航できず、異例の貨物便として初就航となりました。
現在は旅客便とバンコク線は運航しており、成田~ソウル区間も就航しています。
初就航のソウル線は、搭乗者は2名で貸し切り状態だったみたいです。(私も乗りたかった・・・・)
他社のLCCで使用する機材は、B737やA321などの小型機が一般的ですが、ZIP AIRの機材はB787で、空間も広いワイドボディを使用してます。
ジップエアーが、B787を採用したのには理由がハワイなどの中長距離路線向けとして就航するためです。
LCCのデメリットは座席のピッチ感も狭く、路線の長い区間は身体に大きなストレスが圧し掛かります。
私もLCCで、小型機のA320で2005年11月頃に「羽田~香港」まで利用したことありますが、非常に狭くて辛かった印象があります。
しかし、ZIPAIRが使用する機材は、B787である所が大きなポイントです。
最新の機材と値段の安さ両方が備わり、飛行中も比較的緩やかでストレスが軽減できる空間です。
機内の座席や前後のピッチ間も、他のA320やA321を使用した機材に比べ、充分なスペースがあって、ゆっくり過ごせることが出来。した。
ZIPAIRは長距離運航するためのETOPSを取得し、人気路線のホノルル線も完了させ、今後の路線拡大に大きな期待を感じるLCCです。
LCCとは別に2020年にFSC(フルサービスキャリア)として誕生したスターラックス航空(台湾のエミレーツ航空)も注目されています。
スターラックスに関してはこちらの記事をご参照ください↓
まとめ
今回はJALの子会社、ZIP AIR TOKYO(ジップエアートウキョー)について解説しました。
ジップエアーもコロナウイルスにより、当初予定してた就航日よりも大分遅れましたが、2020年10月16日に就航となりました。
でも・・・・
「ジップエアーってメディアでは聞くけど、どこに就航するの?」
「ジップエアーはLCCだって聞くけど、他のLCCの航空会社と比べて相違点あるの?」
「LCCだから値段は安いけど機体はお古なんでしょ?」
など、航空業界に参入したばかりのジップエアーについて、疑問点や気になる所ありますよね??
結論を言います!
ジップエアーは、
「成田~ソウル」初就航後
「成田~スワンナプーム」
「成田~ホノルル」
へと就航し、LCCとして世界路線拡大を目指します。
日本のLCC航空会社でピーチアビエーションなどは、短距離路線がメインですが、中長距離路線で就航するLCCはジップエアーが日本で初めてとなります!
LCCとはいえ使用機体もボーイング787を採用し、低料金で機内もゆっくり過ごせますよ。
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