ランプパスCAB試験問題(空港内運転許可)の合格ラインはどのくらい?出題内容についても

ユナイテッド航空航空業界

(この記事は2020年12月4日に更新しました。)

 

こんにちは、みのるです。

今回は、グランドハンドリングスタッフが、必ず受講しなければならないCAB(国土交通省航空局)試験についてお伝え致します。

この試験に合格しないと、空港内で車両運転をすることができず、作業範囲も限られてしまい、グラハンとして十分な仕事をすることができません。

となると合格できるのか不安ですよね。

 

 

ですがご安心ください。

このCAB試験は民間が実施する試験に比べると合格率は80%以上なので、しっかりと勉強すれば必ず合格できるので頑張っていただきたいと思います。

 

ここでは、実際にCABの運転試験を2回受講した私が

・グランドハンドリングスタッフが受講するCAB(国土交通省航空局)試験とは?

・CAB試験の合格率はどのくらい?

・CAB試験の当日のスケジュールとは?

・CABが出題する問題の内容とは?

について、ご説明させていただきます。

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グラハンが受験するCAB(国土交通省航空局)試験とは?

嵐ジェット

グラハンは、様々な特殊車両に乗車して作業を行う為、空港内を走行するには、

国土交通省航空局(CAB=Civil Aviation Bureau)

が、実施する試験に必ず合格しなければなりません。

 

空港の中では

・飛行機が駐機する場所

・車両通行帯

・制限区域

・グラハンが作業を行う場所

これらを総称してランプと言います。

 

グラハンは、このランプ内で飛行機に携わる仕事や、車両走行をするのに、CABに受験することは必須となります。

 

そのため、グラハンとして空港の中で作業を行うには、普通自動車免許が重要になってきます。

そのことについてはこちらの記事で詳しくまとめているのでよかったら参考にしてください。

【グラハンの資格】グランドハンドリングになる為の重要な資格とは

 

羽田空港の場合CABの学科試験は、月に2~3回実施しておりますが、もし不合格だったときは、次の直近の日程に申し込みできるわけではありません。

なぜなら、多くの受験者がいるため20日後、長い時は1か月先となり、その分現場作業にも大分遅れをとってしまいます。

 

その為、グランドハンドリングスタッフとして内定をもらい入社後は、一発でCAB試験に合格できるように、教育や自習期間があたえられます。

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CAB試験の合格率はどのくらい?

空港

冒頭でもお伝えした通り、合格率は約80%以上です。

 

国家資格や民間試験は、合格率が約40%で、難しい試験だと10%前後となります。

それらと比較すれば、優しい方の試験だという事がご理解頂けると思います。

 

ちなみにこのCAB試験は、10年前はものすごく簡単で、わからない所があると試験官が助言してくれることもあって、昔は落ちたら恥ずかしく、社内の評判者になったりとする風潮があり、今でもその名残が残っている会社もございます。

私の場合は一度空港を離れブランクがあった為、2回受験してますが、実際に私が4年前にCABの学科受験した時は、試験の内容は厳しく、試験官の助言も無くなりました。

 

明らかに試験内容の難易度があがってる印象がございました。

不安に感じますよね?

ですが、難しくなった試験で合格率80%なので、しっかりと勉強すれば絶対に大丈夫です。

 

それでは、実際にCAB試験の問題とはどういった内容が出題されるのか、次にご説明させていただきます。

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CABが出題する問題の内容とは?

tigerエア

試験の例でいえば、以下のような問題が出てきます。

 

・空港内では基本( 中央 )線上に沿って走行し、時速( 30 )Kmを制限とし、

・車両を止める時は( チョーク )を施しなければいけない。

・飛行機が出発する時の判断材料を3つ書きなさい。

A.飛行機に作業機材がないか。 

A.PBB(パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ)が離脱しているか。

A.翼端監視員が出発する場所に配置されていないか。 

・〇×問題 など

試験は、マークシートや記述式、選択式など様々な形式で出題されて、合計50問程の試験があるのでしっかりと記憶する必要があります。

 

ランプ内は一般道路とはちがい、片側2車線道路の場合、中央線寄りに走行することが義務付けられて、左外側が追い越し車線となります。

また、飛行機は視界が悪く、高い場所に操縦席がある為、構造上視界が悪い為、こちらがどんなに急いでも、飛行機が最優先となり、

・飛行機が自走で走行(タキシング)

タキシング        タキシング

 

・飛行機を牽引(トーイング)

スイスインターナショナル航空        トーイング

上記のようなタキシング、トーイングする飛行機と接近した時は、必ず停止が必要です。

一言で言うと、飛行機の導線を妨げる行為は許されません。

 

その他、空港内では、トンネルや信号、橋などが存在し場所によって走行規定が異なるので覚えなければなりません。

 

 

このように、ランプ内では様々な規定があり、ルールに従って走行する為の受験が、CAB運転試験となります。

晴れて学科試験に合格したら、ランプ内をインストラクターと一緒に走行し、学科で培った成果を活かしながら実践訓練を行います。

 

 

グランドハンドリングスタッフがCAB試験を受験し、見事合格することが第一ノルマです。

 

試験に落ちれば作業に加わることが出来ず、社内の違った意味で人気者になるプレッシャーの中、受験をしなければいけないので、受験勉強は皆さん本当に必死でやります。

 

では、試験当日のスケジュールと内容について次に解説させていただきます。

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CAB試験の当日のスケジュールとは?

羽田空港の場合は、試験は午後から行いますが、まずはじめにランプ内を走行する上の講習やビデオ上映を受講し、全ての内容は約3,4時間ほどで完了です。

 

受験生も、毎回100人弱の方が集まり、約1~2時間程の講習完了後、すぐに学科試験が開始となります。

はっきりといって、講習は試験に出るテキストをおさらいする復習のようなもので、尚且つ食事した後の講習は睡魔に襲われます。

もちろん、講習を受講するだけで合格する可能性は低く、事前の学習が合格へのカギとなります。

 

開始数分後は、途中退出も可能で、合格発表はおよそ1週間後~10日後にCABのサイトにて閲覧可能です。

まとめ

今回はグランドハンドリングスタッフとして、最初に受験するCAB学科試験について解説しました。

 

色々と脅すようなことをのべましたが、この試験に合格しないと仕事になりません。

でも、合格率は80%です!

しっかりと勉強すれば必ず受かる試験です。

 

最初は覚えることが多くて、つらいかもしれませんが、覚えなければ次のステップに進むことが出来ず、第一に作業自体をすることができません。

合格すれば空港内で走行できる、基本車両の訓練から始まり、段階を踏んでいけば、特殊車両の訓練も加わり、あなたが理想としていたグラハン作業に従事する事が出来ます。

 

グランドハンドリングスタッフのほぼ全員が通る道なので、是非頑張って頂ければと思います。

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