グランドスタッフやグラハンが使う航空用語・略語及びアルファベットの読み方についても

航空業界

こんにちは。みのるです。

今回は、グランドハンドリングスタッフ(ランプ)やグランドスタッフ、整備士など飛行機に携わる人達が作業で頻繁に使用する航空用語について一部お伝えしたいと思います。

 

・航空業界で仕事をする人達の航空用語って難しそうだな・・・

・他部署共通の航空用語を使えるようにならないと仕事に支障出るの?

・アルファベットの読み方って覚えるの大変?

 

など、業界用語ってその職場でしか使用せず、普段の日常では携わることないから難しく感じますよね・・・

私は専門学校を卒業して、ある程度の航空用語は事前に習っていたのですが、それでも知らないことがありました。

 

 

結論からお伝えすると、航空用語は作業中に何度も使用することで、自然と学習する事ができますが、覚えないと仕事に支障が出るので他部署からも呆れられてしまいます。

 

アルファベットの読み方はフォネティックコードエイブルベーカーと言われており、A~Zまで読み方がありますが、思っている程難しくはないので、未経験者の方でもすぐ覚えられます。

 

 

ここでは航空専門学校を卒業し、グランドハンドリング10年以上業務に携わる私が

・グラハン・グランドスタッフおよび整備士が使用する一般的な航空用語

・アルファベットの読み方 フォネティックコードとエイブルベーカー

・毎日使用する航空用語のETA・ETD/STA・STD/ATA・ATDを解説

をご説明させていただきます。

 
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グラハン・グランドスタッフおよび整備士が使用する一般的な航空用語

空港

グランドハンドリングスタッフ(ランプ要員)やグランドスタッフ、整備士など現場で働く人は、無線を使用して他部署とコミュニケーションをとります。

基本的に日本語でやり取りしますが、会話中は所々で航空用語が使用されるので、頻繁に使用する言葉を抜粋しました。

 

・baggage                 バゲージ(BAG)・・・手荷物

・priority baggage           B/Pバゲージ・・・プライオリティバゲージ(優先手荷物)

・connection  baggage        コネクションバゲージ(CONX)・・・乗り継ぎ手荷物

・cargo                         カーゴ(CGO)・・・貨物

・pax                            パックス(PAX)・・・お客様

・remain               リメイン・・・残り

・door side                 ドアサイド(D/S)・・・カーゴドアの付近に置く手荷物。ベビーストローラー、車イスなど

Loading sheet          L/Dシート・・・ローディングシート(搭載確認書)

・wheelchair             ホイールチェアー(WCH)・・・車イス

・ship                                  シップ・・・航空機

・crew                                 クルー・・・キャプテン・コーパイ・CA

・show/up                          ショーアップ・・・出発クルーやPAXが到着すること

・chock                               チョーク・・・車輪止め

・run way                           ランウェイ・・・航空機が離着陸を行うために滑走する道路

・turn around time             ターンアラウンドタイム・・・飛行機が到着してから出発する迄の便間タイム

・spot                                 スポット・・・駐機場

・block in time                   ブロックインタイム・・・飛行機が駐機場に入った時間

・bolck out time                 ブロックアウトタイム・・・飛行機が駐機場が離れた時間

・all stationg                      オールステーション・・・各部署

・gus/up                            ガスアップ・・・燃料補給

・anti-collision           アンチコリジョンライト(飛行機に備わっている衝突防止灯)

・dolly                               ドーリー・・・コンテナを牽引する台車

・assignment                   アサイン・・・自分の役割ポジション

など、最低限この辺りは特に覚えておく必要はあります。

 

 

続いては、現場で働く人が頻繁に使うアルファベットの読み方について解説させていただきます

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航空アルファベット「フォネティックコード」と「エイブルベーカー」

フォネティックコードが出来た由来は、無線や電話回線など通話する際に、上手く伝わらないので無線通信用に戦前にできました。

 

例えば、自分が「B」と言ったつもりが相手には「D」と聞こえたり、「M」を「N」と聞こえることありますよね?

 

聞き間違いを起こさないために、A~Zのアルファベットにはそれぞれに読み方があります。

 

 

空港で使用するアルファベットの読み方は

 

・フォネティックコード

・エイブルベーカー

 

の2種類の呼び方があるので、一緒に合わせてお伝えします。

フォネティックコード

私が国内線のグランドハンドリングスタッフ、グランドスタッフを担当の頃は、フォネティックコードを使ってアルファベットの読み方をしておりました。

これは毎回使う機会があるので、空港で働く人は必ず覚える必要があります。

 

A・・・(アルファ)=ALFA
B・・・(ブラボー)=BRAVO
C・・・(チャーリー)=CHARLIE
D・・・(デルタ)=DELTA
E・・・(エコー)=ECHO
F・・・(フォックストロット)=FOX-TROT
G・・・(ゴルフ)=GOLF
H・・・(ホテル)=HOTEL
I・・・(インディア)=INDLA
J・・・(ジュリエット)=JULIET
K・・・(キロ)=KILO
L・・・(リマ)=LIMA
M・・・(マイク)=MIKE
N・・・(ノヴェンバー)=NOVEMBER
O・・・(オスカー)=OSCAR
P・・・(パパ)=PAPA
Q・・・(ケベック)=QUEBEC
R・・・(ロメオ)=ROMEO
S・・・(シエラ)=SIERRA
T・・・(タンゴ)=TANGO
U・・・(ユニフォーム)=UNIFORM
V・・・(ヴィクター)=VICTOR
W・・・(ウィスキー)=WHISKY
X・・・(エックスレイ)=X-RAY
Y・・・(ヤンキー)=YANKEE
Z・・・(ズールー)=ZULU

 

特に無線を使用時は、アルファベットのみだと感度が良くても聞き分けることは難しく、原則パイロットが無線で管制塔にコンタクトする時も、上記のようなフォネティックコードを使用して指示を仰ぎます。

エイブルベーカー

私が国際線のグランドスタッフを担当してた頃は、こちらのエイブルベーカーを使っておりました。

 

A ・・・(エイブル)=ABLE
B ・・・(ベーカー)=BAKER
C ・・・(チャーリー)=CHARILE
D ・・・(ドッグ)=DOG
E ・・・(イージー)=EASY
F ・・・(フォックス)=FOX
G ・・・(ジョージ)=GEORGE
H ・・・(ハウ)=HOW
I ・・・(アイテム)=ITEM
J ・・・(ジャック)=JACK
K ・・・(キング)=KING
L ・・・(ラブ)=LOVE
M ・・・(マイク)=MIKE
N・・・ (ナンシー)=NANCY
O ・・・(オーバー)=OVER
P ・・・(ピーター)=PETER
Q・・・( クイーン)=QUEEN
R ・・・(ロジャー)=ROGER
S ・・・(シュガー)=SUGAR
T ・・・(タイガー)=TIGAR
U ・・・(アンクル)=UNLCE
V ・・・(ビクトリー)=VICTORY
W ・・・(ウイスキー)=WHISKEY
X ・・・(エックスレイ)=X-RAY
Y ・・・(ヨーク)=YORK
Z ・・・(ゼブラ)=ZEBRA

 

こちらもA~Zありますが、いくつかフォネティックコードと同じ読み方のアルファベットと共通部分がありますが、企業や国内線・国際線によって使い分けをしております。

優先的にはフォネティックコードの利用率の方が高いと思われます。

 

では、次に毎日使用する到着・出発に関連する航空用語の略語について解説します。

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毎日使用する航空用語 ETA・ETD/STA・STD/ATA・ATD

上記でお伝えした航空用語では、短い単語なので比較的に覚えやすいですが、長い言葉の場合は略語を使用します。

 

例えば、私達が毎日よく使用する言葉の1つに到着予定時間があります。

 

この到着予定時間をETA(Estimated Time of Arrival)と言い、頭文字を取った略語で使用しております。

到着関連だけでも3つの用語がございます。

 

・STA(Scheduled time of arrival) スケジュールタイム オブ アライバル

STA・・・時刻表に記載されている時間です。

10時30分、14時30分、16時30分など到着予定が記載されており、それに基づいてフライトスケジュールを計画する到着時刻です。

 

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・ETA(Estimated Time of Arrival) エスティメイトタイム オブ アライバル

ETA・・・STAが10時30分だとすると、実際に飛行機が飛んでから、到着までにどの位時間がかかるのか計算して、見積もった時間がETAです。

気流の影響により飛行機の到着が早かったり、遅かったりします。

 

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・ATA(Actual time of arrival) アクチュアルタイム オブ アライバル

ATA・・・実際に飛行機が到着した時間です。

STAが10時30分、ETAが10時32分だったのですが、実際のブロックインタイムが10時35分でしたので、ATAは10時35分となります。

新入社員で入社すると、毎日のように先輩方から

 

「ETA何時?」

 

と聞かれることがあり、予定到着時間のことなので情報管理システムで時間を確認して情報をお伝えします。

 

ETAが遅かったりすると、到着時間が遅くターンアラウンドタイム(便間)が短くなってしまい作業時間がタイトになります。

 

到着があれば出発にも同様に呼び方がございます。

・STD(Scheduled time of departure )スケジュールタイム オブ ディパーチャー

・ETD(Estimated time of departure) エスティメイトタイム オブ ディパーチャー

・ATD( Actual time of departure) アクチュアルタイム オブ ディパーチャー

基本は上記の到着関連をお伝えしたと同じように、出発に切り替えたものです。

 

このように、航空用語には略語もありますが、普段から使用するのですぐ覚えることは可能ですし、量もそこまで多くはありません。

 

航空用語についてもっと詳しく知りたい方は航空用語厳選1000 わかりやすい!面白い!航空知識を楽しく覚えよう。の本を1冊購入しておくと良いです。

飛行機が好きでない人でも、簡単に理解できるように説明してくれているので、初心者の方でも頭に入りやすいです。

 

何よりも、空港業界に入った時に他の同期よりも、知識を含んだ状態でスタートできるのでご自身にとってもメリットある本です。

まとめ

今回は航空用語集!グランドスタッフや整備士・ランプが使う略語やアルファベットの読み方についてお伝えしました。

 

航空用語は膨大な量がありますが、作業と同時に自然と覚えていくことはできます。

 

ですが、作業中にわからない用語があると、他の部署に迷惑をかける恐れもあるので、早めに覚えた方が得策です。

 

特にアルファベットの読み方は、絶対に使用するのでフォネティックコードだけでも習得できるように心掛けてください。

練習すれば、意外とすんなり頭に入っていくのも事実です。

 

 

この記事が航空用語に興味持つ方や知りたい方に参考になれば幸いです。

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