グランドハンドリングスタッフが所持する3つのツールとは?

飛行機を見送るセンダー作業員の写真 航空業界

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この記事は2023年5月30日に更新しました。

グランドハンドリングスタッフが所持する3つのツールとは?

グランドハンドリングスタッフの写真

グランドハンドリングスタッフが作業中に所持するツールは3つあります。

  1. 腕時計
  2. 無線機
  3. ライト

なぜ、この3つのツールが必要なのかそれぞれ解説します。

グラハンが必要とするツールその①…【腕時計】

1つ目のツールは腕時計です。

グランドハンドリングスタッフだけでなく、グランドスタッフやディスパッチ、メカニックなど全てのセクションで重要な道具の一つです。

 

航空機に携わる業務では、常に時間を確認しながら業務を遂行しなければなりません。

  • ブロックイン(到着した)時間
  • ブロックアウト(出発した)時間
  • バゲージカット(カウンター預け手荷物締め切り)時間
  • カーゴカット(貨物締め切り)時間
  • 出発時間までの残り時間の把握 など

これらはランプコーディネーターでなくても、ランプスタッフ作業員が最低限把握しなければならない時間です。

 

例えば、グランドハンドリングの手荷物搬送要員がS/S(ship to ship)コネクションバゲージを行くとき、乗り継ぎ先の出発時間を把握しないと、飛行機が遅れる原因となります。

時計が無いと仕事にならず、先輩方に罵声を浴びられます。

 

時計選びのポイントは以下の通りです。

  1. 防水タイプ…雨の作業でも影響なし。
  2. デジタル式…定時運行を目指して、1分1秒正確に把握できる。
  3. ソーラー電波…自動で時計調節可能。
  4. ラバータイプ…手荷物や貨物を扱う現場で、ぶつけても衝撃を吸収するタイプ

上記が備わっていると、作業中に支障はありません。

 

しかし、全ての機能を備わった時計は決して安価ではありません。

あくまで理想なので、予算が厳しい方はとりあえずデジタル式の腕時計をしましょう。

みのる
みのる

私が使用する腕時計はソーラー電波ではありませんが、それ以外のデジタル・ラバータイプで8年ほど愛用しております。

グラハンが必要とするツールその②…【無線機】

グランドハンドリングスタッフが使用する2つ目のツールは無線機です。

無線機は基本会社側が用意し作業前の現場に行く前に身に着け、全てのセクション(グランドスタッフ・ディスパッチ)との連絡方法は無線機です。

 

全てのセクション=オールステーション

 

通常、該当便をハンドリングする時は、オールステーションで交信するように周波数を合わせております。

自分が話す内容も他の部署に伝わるので、言葉選びは注意しなければなりません。

緊急時やイレギュラー時など、状況によって詳細な情報を伝える事もあります。

 

イレギュラー時の多くは携帯電話を使用して直接通話する機会がありますが、基本的に現場間の作業責任者間のみが使用します。

 

無線機を使用する上で注意点は水に弱い事です。

 

雨天時は無線機に防水ビニールを被せるか、無線を身に着けた状態から雨具を使用します。

無線機は高価で限られた台数しかなく、バッテリーが充電していないと作業に支障を及ぼすので、作業完了後は必ず所定の位置に戻し充電されているか確認します。

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グラハンが必要とするツールその③…【ライト】

グランドハンドリングスタッフが使用する3つ目のツールはライトです。

 

グランドハンドリングスタッフはカーゴルームの中・コンテナの中など、一定の作業完了後に必ず残物確認をします。

明るい場所なら問題ありませんが、暗い場所ではコンテナナンバーや傷の有無などライトを使用しないと確認できません。

 

夜の場合では、航空機がスポット(駐機場)に接近すると翼端監視員は、コックピットに向けてシグナル出すためのライトを使用してクリアランスの合図を出します。

誘導棒を使用して合図をだす翼端監視員もいますが、自前のライトの方が使用後に直接作業に流れる事が出来るので、ライトを利用するグランドハンドリングスタッフが多いです。

 

基本ライトの支給は無く実費扱いとなるケースが多いので、経済面で負担が掛かりますが、所持しないと先輩方に注意されたり、重大ミスの回避ができます。

みのる
みのる

私が使用するライトは安価で、1900ルーメンの明るさと暗い場所でも両手を使用せずに明かりを灯すことが出来て相当明るいです。

防水タイプ並びにUSB充電から給電可能で、バッテリー持ちがよく、スイッチパターンも強・中・弱と状況に応じて調節できます。

 

仮に残物確認を行わず手荷物や貨物を残置させた場合は、事情聴取とレポート作成は免れることが出来ず、普段からライトで確認する癖を身につけた方が良いです。

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グランドハンドリング会社からの支給品

会社からは必要最低限の物品は支給されます。

  1. つなぎ
  2. ヘルメット
  3. 安全靴
  4. 防寒着
  5. 安全ベスト
  6. 雨具

上記の物は入社時に貸与されますが、それ以外にも作業中に重要なツールが上記でお伝えした、腕時計・無線機・ライトは特に大切です。

まとめ

今回はグランドハンドリングスタッフが所持する3つのツールについて解説しました。

 

大まかな物は会社から支給となりますが、ご自身で用意するツールがない場合では、作業に影響を及ぼすことが理解できたと思います。

時性の運航の為に、ミスなく正確に作業を行う上で、3つのツールは必須です。

 

グランドハンドリング作業員は上記のツールを必ず所持しております。

仕事だからと言って高い物を購入する必要はないです。(紛失時にご自身のダメージが大きいです。)

 

グランドハンドリングスタッフを目指している方は最初は安い物でも構わないので、何よりもツールを所持しながら作業を行う事が大切です。

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