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インドのフルサービスキャリア ビスタラ航空(UK)とは?
ビスタラ航空は、インドの首都・デリーに本拠地を置く航空会社です。
社名にもなっている「ビスタラ」の意味とは、インドで昔から使われているサンスクリット語で「無限の広がり」を意味します。
世界中に自社の航空網が広がることを願って、付けられたのかもしれません。
インドのビスタラ航空は、かつてコードシェア便という形で過去に日本に乗り入れたことはありますが、自社単独での日本路線は初の試みで就航都市は2021年現在で60都市に就航しています。
インド国内から国外への乗り入れ先には、以下の国があります。
- 東京
- コロンボ
- スリランカ
- カトマンズ
- ネパール
- ダッカ
- バングラデッシュ
- ロンドン
- フランクフルト
- ドバイ
- ドーハ
インドの国内線ではムンバイ・チェンナイ・ベンガルール・コルカタ・デリーを軸にインド各地の都市間路線が充実しています。
ビスタラ航空のコード
ビスタラ航空(Vistara ) | |
IATAコード(2レター) | UK |
ICAOコード(3レター) | VTI |
コールサイン | Vistara |
拠点空港 | インディラ・ガンディー国際空港 |
マイレージ | Club Vistara |
ビスタラ航空(UK)羽田に進出
2021年6月16日に初就航予定でしたが、7月7日に延期となりました。
新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けている航空業界の中、東京の羽田空港とインドの首都・デリーを結ぶ新たな航空路線が開設しました。
- UK83便 インドデリー発(3:00)→ 羽田着(14:50)
- UK84便 羽田発(17:50)→ デリー着(23:35)
この路線は2020年4月に新たに設けられた、50の羽田空港発着枠を政府が日印両国に分配した上で運航が可能になりました。
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羽田空港に就航するビスタラ航空の使用機材
羽田空港に就航するビスタラ航空の使用機材はB787-9型 です。
東京ーデリー線で使用される787-9型は、標準型である787-8型よりも少し胴体が長いのが特徴です。
全長は62.8mと航空機では中型機になりますが、仕様上は15,000kmを超える長距離飛行が可能で、今まで大型旅客機でしか直行できず費用がかさんでいた路線も同機を持って解決できるようになりました。
ビスタラ航空の機内
ビスタラ航空の座席構成は、国内線と国際線関わらず、エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネスクラスの3クラスです。(一部プレエコが無い路線もあり)
また予約時には、女性や家族の安全を考慮して、通路から離れた座席や列が少ない座席を選ぶ、手荷物を空港のタクシー乗り場まで運んでくれるといった独自のサービスもあります。
ビスタラ航空の機内食はどんなもの?
インドのカレー、マジで美味しいよ‼️スパイスには依存性がある。50円くらいのチャパティについてくる屋台のカレーから、ランチブッフェ飲み物なしで14000円の超高級まで食べまくったけど、飽きてもジャポーンでまた食べたくなる💖ビスタラ航空の国内線の機内食も唸るほど美味かった😻 pic.twitter.com/cz2EgXitmi
— Paris (@Paris_Myutan) January 29, 2020
肉を食す私たちは、「ノンベジ(肉の入った料理)」を希望すればいいですが、もしベジタリアン料理を経験したいという方がいれば、希望してみるのも良いでしょう。
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ビスタラ航空を利用した方の評判
エア・インディアはほとんど定刻通りに飛ばないといううわさがあり、ここに来るまでに3回乗ったがいずれも定刻より遅れていた。ビスタラ航空は定刻。ちゃんと朝食も食べ短い飛行時間だったが、食事もついていた(なくていいのだが)。機内もそれなりに清潔だった。
コルカタ⇒チェンナイ移動の際に搭乗しました、キャッチの通り快適なフライトでした。航空会社のカラーパープルが散りばめられた機内は程よいサイズ感でモニターはありませんが機内誌もあり、なんといっても機内食想定以上に美味しかったです。 搭乗案内から全てにおいて快適でした。
インドでは後発の航空会社であるが、良い意味で普通にサービスしてもらえていると感じた。親会社がしっかり管理しているのかもしれない。
約2時間のフライトであったが、ボリュームのあるサンドイッチが提供された。マンゴーヨーグルトも好みの味であったため、満足度は高い。
ビスタラ航空っていう、タタとシンガポール航空の共同出資でできた会社のフライトに初めて乗ったけど、機内はキレイ、1時間半の路線でもホットミール出る、CAさんもきちんと教育されてる、等々かなり好印象だった。
個人的には機長が女性だったとこもポイント高い。インド人女性の機長。カッコイイ。 pic.twitter.com/5j5HT4FOTB— Sarah (@ss99delhi) September 19, 2018
ムンバイで入国後国内線でチェンナイに移動しました。
国内線はビスタラという航空会社。国内の航空会社は就航したりやめたりの出入りが激しいんだけど、ここはどうかな。
機内食の選択肢はベジかノンベジで、カレーは辛すぎケーキは甘すぎ。
昔CA全員モデルとか揃えた航空会社もありました。。 pic.twitter.com/sh0eKIBCEq— Mai🇯🇵🇮🇳🇺🇦 (@maisankalari) February 23, 2020
ビスタラ航空を利用した方の大半は機内の清潔感とシンガポールと大財閥タタグループが運営してることもあって安心感が広まり、全体的評価も良いと思った方が多かったです。
ライバル会社でインドのフラッグキャリアのエア・インディアと比較すると、ビスタラ航空の方が好印象に思えますが、世界のキャリアと比較すると至って普通並と評価する方もいました。
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ビスタラ航空の保有機材について(2021年4月現在)
ビスタラ航空の保有機材は55機材で、運用中の機材は52機で退役機材は3機となります。
主にエアバス320とボーイング737の小型機の保有が多いですが、大型機の保有はなく中型機はB787-9の保有は2機だけとなります。
エアバス320 | 11機 |
エアバス320neo | 29機 |
エアバス321neo | 2機 |
ボーイング737-800 | 8機 |
ボーイング787-9 | 2機 |
まとめ
今回は【羽田に進出!】インドのビスタラ航空とは?保有機材や就航都市について解説しました。
結論を言います!
インドの最大航空会社であるエア・インディアとは、ライバル関係にありサービスの差別化を図っております。
コロナウイルスの影響で就航が延期となっておりましたが、ようやく7月に向けて準備も整っており、将来は路線数と増便が期待されます。
インドでは認知度が高い航空会社ではありますが、世界ではまだまだ知名度が薄い状況なので今後はどのように顧客獲得に向けて戦略をとるか期待できるエアラインです。
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