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PRAGUSA.ONE(プラグサ・ワン)とは
チェコとクロアチアの都市を拠点に、航空会社としてのスタート予定のPRAGUSA.ONE(プラグサ・ワン)があります。
この航空会社は、イギリスのロンドンに本社を置く航空会社ですが、ハブ空港はチェコのプラハとクロアチアのドゥブロヴニクとなっており、今後は東京にも乗り入れる予定です。
プラハはチェコの首都で同国最大の都市で人口は100万人を超え、中世の街並みが残る歴史ある場所で、ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ空港(PRG)があります。
また、ドゥブロヴニクはクロアチアの都市で人口4万人の小さな都市ですが、旧市街地は世界遺産に登録しており、こちらも歴史と自然が多い場所で同国の最南端にドゥブロヴニク空港(DBV)があります。
会社名自体は、プラハとラグーザ(ドゥブロヴニクの歴史的な名前)という言葉を組み合わせたもので、各基地には2機の航空機があります。
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PRAGUSA.ONEが使用予定の機材
PRAGUSA.ONEが使用を予定している航空機は以下の通りです。
- A330-300(281席)
- A340-300(263席)
- A350-900
飛行機の外装は白色がベースですが、その上に7色の虹色のカラフルな塗装が施されていてドゥブロヴニクとプラハは、それぞれこれらのA350-900を2機ずつ受け取ります。
PRAGUSA.ONEは、クロアチアの航空当局にもAOC(Aircraft Operation Certification)の申請し、2021年6月にもエアラインとして運用予定でした。
運用当初はに別の航空会社からA350-900と、A330-330航空機をそれぞれ2機ウェットリースします。
ウェットリースとは、別の航空会社が航空機と乗務員を提供しすることを言います。
グラハン業界でもよく使われるドライリース・ウェットリースがあります。
- ドライリース:他社から車両だけを借用する。(ベルトローダー車、ラバトリー車など)
- ウェットリース:他社から車両と作業員を派遣させ、該当便も担当する。
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PRAGUSA.ONEの座席構成はプレミアム・エコノミークラス
PRAGUSA.ONEが使用するA350-900の機材は、全ての座席を「エコノミークラス」の一段階上、「プレミアムエコノミー」で統一する計画です。
新興航空会社が費用削減のために座席種を統一するのはよくあることですが、統一するのがプレエコとは豪華です!
つまり自社保有機は2024年までに計画予定ですが、それまではウェットリースで運用するのですが、そもそも他社の機体をウェットリースでオールプレミアムエコノミーにできるのかが不透明です。
航空券は5月24日から発売され、両方のルートは当初2021年10月末までに運行される予定ですが、ニューヨークへのフライトは月曜日、水曜日、土曜日。
ロサンゼルスへは火曜日、木曜日、日曜日に運航予定です。
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PRAGUSA.ONEの就航計画
PRAGUSA.ONEは以下の路線を就航予定しております。
就航路線予定 | |
2021年 | ドゥブロヴニク ー ロサンゼルス(LAX) |
ドゥブロヴニク ー ニューヨーク(EWR) | |
2022年 | ドゥブロヴスク・プラハ ー シンガポール(SIN) |
ドゥブロヴスク・プラハ ー クアラルンプール | |
ドゥブロヴスク・プラハ ー 上海(PVG) | |
ドゥブロヴスク・プラハ ー 北京(PEK) | |
ドゥブロヴスク・プラハ ー 東京(NRT) | |
ドゥブロヴスク・プラハ ー ヨハネスブルク(JNB) |
PRAGUSA・ONEはニューヨーク(EWR)、東京(NRT)、北京(PEK)、ロサンゼルス(LAX)、シンガポール(SIN)、ヨハネスブルグ(JNB)、クアラルンプール(KUL)の空港ネットワークとの連絡を確立しています。
まとめ
今回は、PRAGUSA.ONE(プラグサ・ワン)とは?就航都市や使用機材について解説しました。
結論を言います!
世界中を苦しめたコロナウイルスの影響で、東ヨーロッパから世界各地への就航を計画するプラグサ航空。
一番の注目は全席オールプレミアムエコノミークラスで、EUだけでなく世界中のユーザーから注目される新規航空会社になりそうです。
時代が変わる中で、各航空会社が考えるサービスがどれだけ顧客獲得に繋がるが生き残りをかける世の中となってきました。
今年中に就航することを願うばかりであります。
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