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空港の顔パス搭乗とは
顔パス搭乗の実験が始まったのは、日本の成田空港と羽田空港の両国際線ターミナルです。
顔認証システムの採用先はNEC(日本電気)の生体認証技術「Face Express」で、早ければ2021年7月から一部の搭乗客向けに、運用サービスを開始します。

でも登録された顔写真が不具合で流失される恐れがあるのかしら??

登録された顔情報は24時間経過すれば消去されるので、データ情報が流失の可能性は低いと思われます。
今回の顔パス搭乗で大きく変わったことは、今までならパスポートを提示しなければいけなかった場所も、顔パス通過できるようになったことで、パスポート紛失の可能性も減少することになります。
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Face Expressとはどんな技術?
Face Expressは、NECが手がける「Bio-IDiom(バイオイディオム)」という商品ブランドのうちの技術で、「顔パス搭乗」のために開発された技術です。
Face Expressが導入されたことで搭乗手続きがスムーズになると同時に、不特定多数の非接触手続きが不要となるので新型コロナウイルスを防ぐことが出来ます。

日本も近未来型空港に向けて、新たな設備の取り組みが始まる中で、グランドスタッフの作業が減少するのが悲しい印象です。
ユーザーから見れば、手間な作業も顔認証登録しておくだけで手続きが簡単でスムーズになるのであればメリットが大きいですね。
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顔パス搭乗の手順について
- 自動チェックイン機で顔認証と搭乗券の登録
- 手荷物検査
- 保安検査場
- 搭乗ゲート
最初にパスポートの読み取りと自分の顔写真を自動チェックイン機で撮影し、搭乗券に記載されている情報インプットします。
画面の操作に従って、パスポートリーダーにパスポートを置きます。
これにより国籍情報や搭乗券のデータが読み込まれ、顔認証と搭乗券をスキャンさせて、登録完了となります。
登録が完了後は「登録が完了となり顔認証システム」が利用することが出来て自動手荷物預け機の際も【顔パス】で手荷物タグが発行されます。

現在はコロナウイルスの影響で海外旅行に行く機会がなくなりましたが、次回利用の際にまたアップデートさせていただきます。
尚、手荷物タグに関してはご自身でカバンに着けて、操作指示に従って荷物を預けます。
ANAの自動預け手荷物の使い方に関しては下記を参照ください↓
手荷物預け完了後は保安検査場に行き、顔パス認証で保安検査を行います。

チェックインから保安検査場通貨までは意外と時間がかかることが多いですよね。

とはいえ、出国手続きにパスポートを提示しなければいけないので、一度もパスポートを出さずに飛行機へ乗り込むことが可能になるのはまだしばらく先になりそうです。
Face Express顔認証が登録できない人
Face Expressは、「13歳以上で、身長130~195cm」の人による利用を想定してるので、この枠から外れる人は利用できない可能性があります。

顔や体の大きさに変化が激しい子供は、過去に読み込んだ顔のデータと今の顔が合致しない問題があり得るからです。
13歳以下は無条件反応しないという訳ではなく、慎重に関しても保護者が抱えて認証されることがあるので、必ずしも登録できない訳ではありません。
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顔認証システムの実証実験を行なうエリア
2021年4月より顔認証システムが空港内の一部エリアで実証実験が始まってる中で、現在実験中のエリアは以下の通りです。
成田空港 | 第1ターミナル
チェックインカウンターC |
ゲート51~57A |
第2ターミナル
チェックインカウンターK |
ゲート61~66,71,81~83,91~93 | |
羽田空港 | 第3ターミナル
チェックインカウンターD,E,G,H,I,J |
全てのゲート |
第2ターミナル国際線
全てのチェックインカウンター |
全てのゲート |
まとめ
今回は、Face Express顔認証システムとは?顔パス搭乗で手続きが不要かについて解説しました。

結論を言います!
ワクチン接種の進行により外国からの出入国規制する中、一部の国の人々が行き交う空港で、顔認証による航空機搭乗システムの実証実験が始まりました。
手続き方法も非常にシンプルで、登録されたデータも24時間後には消去されるので顧客データが第3者に知れ渡るリスクも少ないです。
コロナ対策の一環として期待されている顔認証ですが、切り替えた方が時間短縮になって利用者にも利便性向上があるので今後の拡大に期待です。
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