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この記事は2023年5月30日に更新しました。
手荷物自動預け機 ANA BAGGAGE DROPの使い方
ana baggage drop(自動手荷物預け機)の操作方法はシンプルで、簡潔にまとめる以下の通りです。
- 手荷物を置く
- Eチケット控えのQRコード or ANAICカード or おサイフケータイをかざす
- 出力された手荷物タグを預け荷物につける
- 扉が閉まって完了!
空いてるbaggage dropでガイダンスに従い操作します。
預けるbaggage(手荷物)を奥の壁までつけて置きます。
2つ以上預け荷物がある場合は、1つずつ操作を行います。
置き方は特に指定ありませんが、キャスターを下にするとベルトコンベアで流される際に横転して、中身の荷物に支障をきたす恐れがあります。
航空会社もしくは旅行代理店からもらった、2次元バーコード、Eチケット、決済時のICカードを画面上にある読み取り機にタッチを行います。
1区間(羽田ー新千歳,羽田ー沖縄など)であれば確認ボタン、乗り継ぎ便がある場合は旅程追加ボタンを押します。
持ち込み・預け荷物の中に危険物が無いかの確認で、問題なければ確認ボタンを押します。
下記の3点を預ける場合は、機械ではなく有人カウンターで預けます↓
- 傘
- 三脚
- ベビーカー
確認ボタン後、手荷物タグが発行されます。
画面下から手荷物タグが発行され、ご自身で預ける荷物に貼ります。
発行された手荷物タグが、預け荷物から剝がれないようしっかりと貼り付けて、最後に画面の右下の確認ボタンを押します。
シャッター部分が閉じて、預け荷物がベルトコンベア上に流れていきます。
最後に手荷物タグの控えを受け取って終了となり、控えは画面の下の所から発行されます。
以上が一通りの手順です。
実際に私も旅行の際にana baggage dropを利用しましたが、ガイダンス通り進めるだけなので非常に簡単でした。
ロストバゲージに関する内容は以下の記事を参照ください↓
初めてbaggage dropを利用される方でも、近くにグランドスタッフが常置してるので、わからない点は聞くことができます。
特殊預け手荷物(ベビーカー・車いす・ペットなど)の取り扱い
- ベビーカー
- 三脚
- ゴルフバッグ
- 傘(※折りたたみ傘は除く)
- ペット
- 音楽機器(ギター、コントラバスなど)
- サーフボード
- スノーボード・スキー板
- エコノミークラス(20kg) 、プレミアムクラス(40kg)を超えた手荷物
- 各辺の長さが80cm×75cm×45cmを超える手荷物
- 梱包していない瓶
これらの荷物はベルトコンベア上に流すことができない手荷物と、取扱注意や超過料金がかかる為、有人カウンターで手続きする必要があります。
有人カウンターはana baggage drop隣で預けることができます。
手荷物を保護する備品(ビニール・テープ等)
雨天時で手荷物を汚したくない場合は、baggage drop手前にあるビニール袋や、養生テープ等が備わっております。
- ビニール袋
- ヒモ
- テープ
- 紙袋
預け荷物がある場合で必要な備品は、セルフで利用することができます。
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baggage drop(自動手荷物預け機 )のメリット・デメリット
baggage drop(自動手荷物預け機)を利用する上で、メリット・デメリットが生じます。
飛行機乗りに慣れている人は利便性が向上するかもしれませんが、慣れていない人は最初に戸惑う可能性があると思われます。
私がbaggage dropを実際に経験した際に感じた良さと悪さについてまとめてみたので、参考にしてくださると幸いです。
自動手荷物預け機 のメリット ①簡単操作
baggage dropの魅力は、何よりも簡単操作な所です。
チェックインカウンターに立ち寄る必要もなく、当日は直接自動手荷物預け機に向かい、お手元にあるQRコード、2次元バーコードで手続きを行えます。
操作が分からない場合も近くにグランドスタッフがいる為、直ぐに問い合わせをすることが出来ます。
自動手荷物預け機 のメリット ②時間の削減
これまでは休日やハイシーズンなど、繁忙期のチェックインカウンターは人が混雑して待ち時間も掛かってました。
baggage dropが出来たおかげでカウンター待ち時間も短縮となり、スムーズに預けることが出来ることができました。
私の場合は出発エリアのラウンジに直ぐに行きたいので、このような時短に繋がることができるのは非常にありがたいです。私が良く利用する羽田空港のラウンジは以下の記事を参照ください↓
自動手荷物預け機 のデメリット ①悪天候の場合
雨天時では、これまで預け荷物が濡れない為にグランドスタッフがビニール袋で預け荷物を覆う作業を行ってましたが、baggage dropを利用する人はセルフサービスとなります。
ブランドバッグや防水機能が無い荷物は汚れや傷に繋がるので、大事な手荷物を預ける時は積極的に備品を利用してダメージから守ってください。
ベルトコンベアは汚れが付きやすく、新品の手荷物を預けて汚したくない場合は積極的にビニール袋を使った方が良いです。
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自動手荷物預け機 のデメリット ②1度に手荷物1点ずつ
預け荷物が2点以上ある場合は、baggage dropでは1点ずつしか預けられません。
よって、上記で説明した機械の操作を2回以上行う必要があるので、時間と手間がかかります。
しかし、手荷物が多い場合や制限手荷物を所持する場合は、有人カウンターでまとめて預けることができます。
baggage dropを使用しなくても有人カウンターで荷物を預けることが可能なので、預け荷物が多い場合時は、係員がいるカウンターで預けることも視野にいれると効率が良いです。
自動手荷物預け機(ANA BAGGAGE DROP)の将来性
ANAは2015年7月1日より羽田空港国内線第2旅客ターミナルにて、日本で初めて自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」を導入されました。
現在ANA baggage dropは、以下の5つの空港で導入されております。
- 羽田空港 39台
- 新千歳空港 10台
- 福岡空港 6台
- 那覇空港 16台
- 伊丹空港 8台 合計79台(2020.12月10日現在)
ANA BAGGAGE DROPは国内線の運用がメインですが、羽田空港第3ターミナル(旧工国際線)ではSBD(Self Baggage Drop)が導入されており、他のエアラインも使用することができます。
海外では既に自動手荷物預け機が導入されております。
みなさん、先月よりサービス開始となった台北・桃園空港の「自動手荷物預け機」はもう試されましたか??
荷物を指定の枠内に置いた後、搭乗券を赤い枠にかざすだけ。
あとは画面の指示に従って進めば、簡単にご自身でお荷物を預けることが出来ます!https://t.co/5lvd5gmNJd pic.twitter.com/ImbUTxHlpg— China Airlines_JP (@ChinaairlinesJP) December 6, 2018
キャセイパシフィック航空、香港国際空港に自動手荷物預け機を導入 https://t.co/ggpVhn0dBt #responsejp pic.twitter.com/aT0mT3t4GB
— レスポンス (@responsejp) April 6, 2016
日本では羽田空港や成田空港をはじめ、主要空港に自動手荷物預け機が導入されており、今後は順に地方空港にも導入される見込みだと思われます。
利用する方々にとっては好都合に思われますが、空港で働くグランドスタッフ側からすると、業務量の減少で寂しい気持ちがあります。
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まとめ
今回は元GSがANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)の使い方を解説しました。
結論を言います!
baggage dropの操作を初めての人が利用しても、躊躇することなく簡単に手続きが出来て、近未来型の体験をすることが出来ます。
今後はチェックインカウンターで並ばず手荷物を預けることができて、時短とストレス緩和に期待が高まります。
大型手荷物やベビーカー等は従来通りの対応となりますが、今後この点が改善されるとより多くの方に利便性が広がるのではないかと思います。
BAGGAGE DROPにはメリット・デメリットが伴いますが、慣れてしまえば違和感なく使用できるので、まだ利用されてない方は是非試してください!
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