機内食搭載の車両って何?ケータリングサービスを行うフードローダー車の取り扱い

ケータリングサービス航空業界

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空港にあるケータリング車両(フードローダー車)とは

フードローダー車

フードローダー車とは、機内でお客様に提供する機内食・ドリンク・販売品等・機用品を搭載をするためのケータリングサービスで、グランドハンドリングの作業の一環です。

会社によって呼び方がフードローダー車/ハイリフトトラック車とも呼ばれており、荷台部分が上昇できる構造で飛行機のドアまで荷台を昇げ、機用品搭載を行います。

ケータリング車両は大型・中型・小型タイプとあり、基本的には大型車両を取り扱いする企業が多く、20トン車両以上のため大型免許が必須となり、小型タイプでも中型以上の免許が求めれます。

ハイリフトトラック車を飛行機に装着方法

ハイリフトトラック車を飛行機に装着する時の手順は以下の通りです。

  1. 誘導員を配置する。
  2. 誘導員に従って飛行機手前3mまで前進する。
  3. エントリードア(飛行機のドア)に対して誘導員に従って徐々に距離を詰める。
  4. 車両停止後、ニュートラル、パーキングブレーキ、PTOに切り替える
  5. アウトリガー(転倒を防止装置)、チョーク(車輪止め)を確実に施す
  6. 作業者は荷台に移動し、荷台を上昇させる
  7. ドア付近まで上昇して、観音扉や安全柵を施す
  8. 機内にいる作業員に合図をし、ドアオープンを実施する。

※PTO(パワーテイクオフ)とは、特殊車両に付随する機能で作業中の場合は走行モードからPTOに切り替えないと作業モードにならず、フードローダー車の場合は荷台が上昇しません。

※アウトリガーとは、重い車両を転倒防止するための車体から腕のようなものを出して安定させることを言います。

アウトリガー

アウトリガー左右2か所づつ計4か所

大雨で視界が悪い時や、強風時では航空機が揺れるため、接触事故を避ける為に通常よりも装着距離を長めにとります。

ハイリフトトラックと航空機が離れすぎると、ケータリングスタッフが機内に出入りできません。

つまり、誘導員が車両誘導後にトライバーは、自分の目で車両と機体のドア距離を地上から見上げるように確認してから、荷台に乗りこみ上昇します。

航空機の周囲にはベルトローダー車・ハイリフトローダー車が荷物の取り卸しの為に、作業を行っているので注意が必要です。

 

ベルトローダー車・ハイリフトローダー車の詳細につきましては下記を参照ください↓

 

エントリードアと同じ高さまでフードローダー車の荷台部分を上昇後に、ドアオープンの操作方法へとなります。

 

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フードローダー車の走行注意点

フードローダー車

大型フードローダー車での走行注意ポイントは、急ハンドル・急旋回しないことです。

360度から車両が飛び出てくることが多いランプ内では、事故回避の為にハンドルを突然きることがあります。

みのる
みのる

仮にハンドルを急にきった場合は車両が転倒する恐れがあり、運転者や作業員も怪我だけでく命を落とす可能性があります。

ランプ内は制限速度が30㎞とはいえ、トンネルの狭い箇所や急カーブもあり、高さ制限が設けられる場所においては迂回もしなければならず、不注意で通過して事故る人も多くいます。

誤って人をはねさせてしまい、死亡事故になれば人生は180度狂ってしまうので非常にリスクが高い車両ですが、ケータリングスタッフは毎日乗りこなしています。

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まとめ

今回は、機内食搭載のケータリングサービスを行うフードローダー車の取り扱いについて解説しました。

  • 「空港のケータリングサービスって機内食搭載以外何を行うの?」
  • 「ケータリングサービスを行うのに車両って使うの?」
  • 「空港のケータリングサービスって大変なの?」
みのる
みのる

結論を言います。

  • ケータリングサービスは機内食の搭載やドリンク、プラカップや機内販売品など搭載を行い、機内搭載するためにフードローダー車/ハイリフトトラック車を使用します。
  • 飛行機の到着後から出発迄の時間(ターンアラウンド)に、前便の機内食の撤去と、次便用搬入作業を行うので作業はスピーディーに行わないと遅延になる為、時間との勝負となります。

フードローダー車は20トン越えの車両を使用する企業が多く、ランプ内も狭い箇所があり高さ制限にも注意しないと事故に繋がるので運転技術が求められます。

車両を航空機装着後は、荷台へ移動しエントリードア付近まで上昇し、機内の物品の搬入作業を行いますが、機体と車両間隔やアウトリガーの実施が無いように確実な確認をします。

作業を時間内に終了させてないと、お客様の搭乗時間に支障をきたすため、出発遅れにならないよう迅速に作業を終わらす必要があります。

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